ネットスター、中小企業向けURLフィルタリングを強化

アクセスログの分析や、危険なカテゴリへのアクセスに対してリアルタイムにメールで警告する機能を搭載した。

» 2011年09月09日 14時55分 公開
[ITmedia]

 ネットスターは9月7日、中小企業向け向けフィルタリングサービスの機能を拡充し、12日から「サイトアンパイア2.0」として提供すると発表した。ヤマハ製ルータの「SRT100」で利用できる。

 サイトアンパイア2.0では、従業員の詳細なアクセス状況を6カ月前までさかのぼって分析できるアクセスログ解析機能や、危険なカテゴリへのアクセスを直ちにメールで通知する「リアルタイム警報メール」機能を新たに提供する。

 アクセスログの解析処理はネットスターがサービスとして行う。ユーザー企業側で専用システムなどを用意する必要がなく、管理担当者はWebブラウザで解析結果や従業員のネットワーク利用状況を把握できる。リアルタイム警報メールでは、管理担当者に従業員の危険な行為が即座に通知されるため、本人への注意など迅速に対応できるようになるという。

 SRT100の利用企業ではファームウェアの更新でサイトアンパイア2.0を利用できる。ネットスターでは、ヤマハ製のその他のルータへの対応も進めるとしている。新規利用での価格は5ユーザー当たり3万3000円(税別)から。

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