クオカード、ERPパッケージで基幹システムを再構築

事業環境の変化にスピーディーに対応できるシステムを短期間で構築するため、住商情報の「ProActive E2」を採用した。

» 2011年09月15日 15時33分 公開
[ITmedia]

 住商情報システムは9月15日、同社のERPパッケージ製品「ProActive E2」がクオカードに導入されたことを発表した。新基幹業務システムとして本番稼働を開始している。

 新システム導入の狙いは、「情報システム基盤の強化」「業務の標準化・効率化」「ビジネス環境の変化に対応」といい、会計と販売管理を同一環境で稼働させることができ、短期間導入が可能な製品として、ProActive E2が採用されたという。

 旧システムの課題として、(1)プリペイドカードなどの事業において新たな商品やサービス体系の展開に即応できないこと、(2)販売管理と会計が別システムでデータ連携ができず、二重入力の手間が増えて非効率的な業務環境となっていたこと、(3)内部統制基準や会計基準などの制度改正に迅速に対応するためのシステムメンテナンスの負担が高いこと――などを挙げている。

 ProActive E2への移行による効果としては、(1)標準機能の活用で新商品・新サービスに投入に即応できること、(2)データ管理の一元化で業務効率が改善や経営状況の迅速な把握が可能になったこと、(3)職務分掌やセキュリティ強化などで制度改正といった環境変化に強いシステム基盤を実現したこと――としている。

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