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» 2011年09月26日 14時27分 UPDATE

ハードウェアリソースを容易に追加できる新サーバ、富士通研究所が試作

CPUやHDDなどのハードウェアリソースをプール化し、高速ネットワークで接続することでシステムを拡張できる技術を開発した。

[ITmedia]

 富士通研究所は9月26日、次世代サーバの試作に成功したと発表した。クラウドサービスなどに必要なシステムリソースを容易に追加して拡張できるようになるとしている。

 開発したサーバ試作機は、CPUやHDDなどのハードウェア部品を高速インターコネクトで結合するという「資源プール化アーキテクチャー」を採用する。ローカルディスクを備えたサーバ、また、ストレージ機能を搭載したシステムとしても構成できるのが特徴。Webサービス向けの一般的なシステム構成と比べて、ベンチマークで約4倍のI/Oスループットの向上と、アプリケーション実行での約40%の性能の向上を実現した。

 資源プール化アーキテクチャーは、ユーザーが必要とするCPUやHDDの数などの要件に応じて、プールから要件に合った資源の切り出しと、OSおよびミドルウェアの配備を行い、高速インターコネクト「ディスクエリアネットワーク」で接続する。今回の試作ではCPUと任意のHDD間を6Gbpsのインターコネクトで接続するようにした。

 今回の技術を活用することで、例えば、新規のクラウドサービスの導入に伴うキャパシティプランニングの手間が軽減されるほか、データセンターの利用率の向上、保守コストの低減が可能になるという。富士通研究所は2013年度の実用化を目指すとしている。

fujitsulab.jpg 開発した試作サーバ

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