Firefox 7では合計8項目の脆弱性に対処した。このうち6項目が重要度「最高」の深刻な脆弱性。
Mozilla Foundationは9月27日にリリースしたWebブラウザの最新版「Firefox 7」で、多数の深刻な脆弱性に対処した。
Mozillaのセキュリティ情報によると、Firefox 7では合計8項目の脆弱性に対処した。このうち、Mozillaの4段階のリスク評価で重要度「最高」となっている深刻な脆弱性は6項目あり、「OGGヘッダの読み込みにおける解放後使用の問題」「Enterキーを押し続けることによりコードをインストールされる問題」などが解決された。
また、Firefox 3.6の更新版となる「Firefox 3.6.23」ではこのほかに、「JavaScript RegExp使用時の整数アンダーフロー問題」(重要度:最高)および「プラグインと隠されたwindow.locationオブジェクトを通じたXSS問題」(重要度:高)の2件の脆弱性にも対処している。
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