今回の「オルタナブログ通信」は、9月29日〜10月5日にかけて「オルタナティブ・ブログ」へ投稿されたエントリーの中から、「iPhone」「Twitter」「Kindle Fire」「コーチング」といったテーマについて紹介する。読者がオルタナティブ・ブログを読む際の参考にしてほしい。
まずは投稿状況のグラフを見ていただこう。
投稿されたブログ数自体は同数であったにもかかわらず、エントリー総数は右肩上がりを示した。次週以降の推移が気になるところだ。
続いて、キーワードランキングを見てみよう。
順位 | キーワード(カテゴリー) | エントリー数 | 先週順位 |
---|---|---|---|
1 | ビジネス | 72 | →(1) |
2 | 社会 | 48 | →(2) |
3 | グローバル | 39 | ↑(5) |
4 | イベント | 28 | ↓(3) |
5 | 本・書評・出版 | 25 | ↑(8) |
6 | ストリーミング・動画 | 22 | ↑(7) |
モバイル | 22 | ↓(4) | |
8 | ソーシャルメディア | 15 | ↑(9) |
9 | 14 | ↑(10) | |
雑感 | 14 | ↓(6) | |
「イベント」が前回よりもエントリー数が増えたにもかかわらず順位を下げ、「グローバル」が3位になった。そのほかは、順位の変動は大きくあるように見えるが、エントリー数的にはほとんど変化がないため、誤差の範囲内と言えよう。ただし、「本・書評・出版」は大幅にエントリー数も増やしているので注目だ。なお、ベスト10以下には、11位に「テクノロジー」、12位に「音楽」、13位に「システム開発」、同率14位に「飲食」「スポーツ」「文化・芸術」が並んでいる。
それでは、オルタナブロガーが9月29日〜10月5日に取り上げてきた話題を振り返ってみよう。
「インターネットはね、世界中につながっていて、もちろん隣の家の人も使っているわけで」といったところから。みんな分かっているのでしょうけど、再認識からのスタート、といったところでしょうか。
佐藤由紀子氏「海外速報部ログ」の時事ネタパロディメディアOnionの笑えないツイートで紹介されたのは、「時事ネタパロディサイトのOnionが、Twitterに投稿したパロディ記事に関連するツイートで顰蹙(ひんしゅく)を買った」海外の事例。この「ツイートはひとり歩き」し、「始末の悪いことに、これらのツイートには記事へのリンクがついておらず」、「Onionを知らない普通の人が国会関連のハッシュタグをつけてリツイートしたりした」結果、ちょっとした混乱を呼んでしまった。そもそも、「リンクがついていたとしても、リンクをクリックせずにリツイートする人はたくさんいる」ので、「冗談はWebサイトの中だけでやった方がいい」と佐藤氏は言う。
大木豊成氏「走れ!プロジェクトマネージャー!」のソーシャルメディア教育は、オンラインとオフラインの使い分けからでは、「仕事関係の方々と痛飲」したときの話を。「こういう場では、絶対にオンラインに書いてはいけないような話」が出る。「顔を合わせて話をして、そのうえで信頼できると思うから話をしているのであって、決して拡散してほしいとは思っていない」話題だ。そして、ソーシャルメディアの事件と呼ばれるものが、この「『企業機密』というよりは『モラル』の問題が多い」ことを指摘。問題は、「居酒屋での会話を、Twitterなどに書き込んでしまう。どう考えても、世界中の人が見ているのにもかかわらず」ということだ。
最近の内定式ではソーシャルメディアの話もするようだが、大木氏は「そもそもオンラインとは、から説明して、理解してもらわないといけないんだろうな」と考える。「『インターネットはね、世界中につながっていて、もちろん隣の家の人も使っているわけで』」といった基本からスタートする必要があると。
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