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» 2011年10月17日 17時54分 UPDATE

プライベートクラウドに適したストレージ管理機能を披露、シマンテック

シマンテックは、年内にリリースするストレージ管理製品「Veritas Storage Foundation 6.0」での新機能を発表した。

[國谷武史,ITmedia]

 シマンテックは10月17日、ストレージ管理製品の次期バージョン「Veritas Storage Foundation 6.0」を含むVeritas製品群に関するメディア向け説明会を開催した。プライベートクラウド環境でのストレージ管理に貢献するという複数の新機能を披露した。

 Veritas Storage Foundation 6.0は、米国時間の4日にスペインで開催されたユーザー向けイベントで正式発表された。出荷開始は海外では12月5日を予定。国内市場での提供もほぼ同時期になる見込みだ。

 システムエンジニアリング本部 ストレージ&クラスタ製品担当 技術部長の星野隆義氏は、新製品について、複数ベンダーの製品が仮想環境や物理環境で稼働しているプライベートクラウドでのストレージ管理業務を支援することを目指したものと説明した。

 星野氏が挙げたVeritas Storage Foundation 6.0の機能の特徴は、「可用性」「ストレージの節約」「意思決定を支援する情報提供」の3点。

 「可用性」では、Veritas Cluster Server 6.0とSymantec ApplicationHA 6.0の組み合わせにより、「Virtual Business Service」という機能を提供する。この機能は、複数のシステムに跨った業務アプリケーションの稼働環境を単一のシステムとみなし、システム群全体の起動や停止、テストといった作業が統合管理ツールの「Veritas Operations Manager」から簡単な操作で行えるという。

 「ストレージの節約」では、データの圧縮および重複排除の機能を適用できるプラットフォームの種類を拡充した。複数のベンダー製品に分散しているデータをVeritas Storage Foundationで一括して圧縮・排除し、ストレージに保存するデータ量を減らすことができるとしている。

 「意思決定を支援する情報提供」とは、ストレージの運用計画の策定などに役立つ情報を提供することだという。Veritas Operations Managerのオプション機能を利用すれば、個々のサーバやストレージの利用状況を一元的に把握できるようになる。新しいストレージのプロビジョニング作業も、Veritas Operations Managerから行える。

 星野氏によると、今後は企業においてオンプレミス(自社保有)型システムから、企業グループ内の共通システム基盤としてのプライベートクラウド環境への移行が加速するという。こうした企業の取り組みを背景に、Veritas Storage Foundation 6.0の販売拡大を図りたいとした。

veritas001.jpg Veritas Storage Foundationなどストレージ管理製品群の最新版

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