「ETERNUS DX8000 series」の新製品では、世界最大級の記憶容量と従来比で最大3倍のスループットの向上を実現したという。
富士通は11月1日、ストレージディスクアレイ製品の最新ラインアップとなる「ETERNUS DX8000 S2 series」を発表した。2012年1月31日から出荷を開始する。
新製品は、世界最大級という4.6ペタバイトの記憶容量や、従来製品に比べて最大で3倍のスループット性能の向上を実現したという。サーバとの接続インタフェース数を最大128本搭載し、10GbpsのFCoEおよびiSCSIもサポートする。複数サーバとの接続で要な性能を確保するためのQoS機能も備えた。これにより、災害対策におけるバックアップシステムとしても利用可能だという
また2.5インチSASドライブと電源供給モジュールの採用で、消費電力を従来製品に比べて53%削減したとしている。ストレージ管理ソフト「ETERNUS SF」との組み合わせで省エネ運用ができるほか、「ETERNUS SF V15」と連携してストレージ自動階層制御機能も利用できるようになる。
新モデルは「ETERNUS DX8100 S2」(2119万2000円から)と「ETERNUS DX8700 S2」(3287万円から)の2種類。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.