HP、Windows 7タブレット「Slate 2」を発表

HPが、Window 7搭載のビジネス向けタブレットを発表した。価格は699ドルからで、11月中に世界で発売する。

» 2011年11月04日 11時39分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 米Hewlett-Packard(HP)は11月3日(現地時間)、Windows 7搭載の新タブレット「Slate 2」を発表した。価格は699ドルで、11月中に世界の複数の地域で発売する。

 Slate 2は、2010年10月に発表した「Slate 500」の後継に当たるビジネス向けのタブレット。Slate 500と同じ8.9インチディスプレイで、サイズと重さ、ストレージ容量もほぼ同じだが、CPUが1.86GHzのAtom Z540から1.5GHzのAtom Z670に変更され、microSDスロットの追加やオプションで追加できるBluetoothキーボード、セキュリティ機能などの細かいアップデートが幾つか施されている。

 slate 2 HP Slate 2。手前はオプションのHP Slate Digital Pen

 HPは8月にタブレットやPCを手掛けるPersonal Systems Group(PSG)のスピンオフの可能性を発表したが、その後10月に同部門の存続を発表した。その際、メグ・ホイットマンCEOはタブレット戦略に関し、Windows搭載端末にフォーカスしていくとコメントしている。同社はwebOS搭載タブレット「TouchPad」の製造は中止しており、ホイットマン氏はwebOSのソフトウェア開発については2カ月以内に長期的な戦略を決定したいと語った。

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