Google、Google+バッジの提供開始 Webサイトからページへの誘導を促進

自社のGoogle+ページを「ダイレクトコネクト」の対象にするためにはWebサイトへのバッジの設置が必須といえる。

» 2011年11月10日 10時00分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 米Googleは11月9日(現地時間)、Webサイトから「Google+ページ」にリンクを張れる「Google+ バッジ」をプレビューユーザー向けに公開した。

 Google+ページは、企業やブランドがGoogle+内に開設できる公式ページ。Googleが7日にスタートした。

 ページを開設したユーザーは、Google+外の自社サイトなどにこのバッジを設置することで、ページへの誘導を促進できる。バッジには数種類あるが、標準版(現在英語版のみ)はページへのリンク、その場で直接ページをサークルに追加するボタン、+1ボタンのセットになっている。

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 プレビューに参加したページ所有ユーザーは、バッジ作成ツールで作成したバッジのスクリプトをWebサイトにペーストすることでバッジを設置できる。現在日本語版で利用できるのは、ページへのリンクになる大・中・小3種類のアイコンのみだ。なお、ページの代わりに個人アカウントのURLを入力すれば、アカウントページへのリンクになる。

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 このバッジは、ページへの誘導になるだけでなく、Webサイトへのユーザーの+1とページへの+1が接続されるため、ページを+1しているユーザーもWebサイトに表示される。

 また、Googleはページを「ダイレクトコネクト」の対象にするかどうかを独自のアルゴリズムで決定しているため、自分のページをダイレクトコネクトの対象にするためにもバッジの設置が役立つ。ダイレクトコネクトは、Google検索で検索語の頭に「+」を付けた場合、対象となるページがある場合に検索結果としてそのページが表示される新機能だ。なお、ダイレクトコネクトはまだ試験運用中で、現在英語版のGoogle検索(google.com)でのみ利用でき、一部の企業名でのみ表示が可能だ。

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