Google、iOS版Gmailを再リリース バグ修正完了

Googleは、11月2日に公開した直後、バグの発覚で取り下げたGmailのiOSアプリを再度公開した。

» 2011年11月17日 06時42分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 米Googleは11月16日(現地時間)、2日にリリース後、バグの発覚で削除したiOS版Gmailを再リリースしたと発表した。iOS 4以上を搭載するiPad、iPhone、iPod touchに対応するGmailが米AppleのApp Store(リンク先はiTunesプレビュー)で公開された。

 gmail

 プッシュ通知機能のバグが修正され、新着メッセージが音とホーム画面のアイコンに付く赤いバッジで通知される。

 gmail ファイルを添付できる

 Webアプリ版Gmail(Safariからmail.google.comに接続して利用)にない機能はプッシュ通知機能のほか、メール作成画面のファイル添付アイコンや、iPadでの受信トレイとメッセージスレッドの1画面表示など。また、ユーザーからのリクエストを受けてHTMLメールの画像表示を改善し、ピンチ&ズームに対応させた。

 Googleは今後、マルチアカウント(Webアプリでは対応)、プッシュ通知の設定機能、モバイル用署名など、ユーザーからのリクエストが多い機能を追加していくとしている。

 2日に公開されたバージョンを既にインストールしているユーザーは、これをアンインストールするか、ログアウトしてから新版をインストールする必要がある。

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