アピールする側、される側――LinkedInの使い方あれこれオルタナブログ通信(1/3 ページ)

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» 2011年11月19日 12時00分 公開
[森川拓男,ITmedia]

待ち時間ビジネスの可能性

 待たせ過ぎです。お客さんの時間を大切に考えていない証拠です。

 平日にiPhone 4Sを取りにいってきました。:ネットバー


 前回、iPhone 4Sの入手に苦労したことを取り上げた空野正輝氏「ネットバー」が、平日にiPhone 4Sを取りにいってきました。で、無事に入手したことを報告した。

 しかし、その道程は長かった。店頭に予約していたiPhone 4Sは「お店に物が届いてから1週間以内に取りに行かないといけないという期限つき」。これでは平日に時間が取れないビジネスパーソンは、その間の休日に予定が入っていたら受け取りに行けなくなってしまう。

 しかも「休日の人の込み具合はやばく、2時間待ちは当たり前。オープン前に並ぶしかない」らしい。そこで空野氏は、「フレックスの制度を利用して、平日の朝に取りにいく」、しかも「甘い読みはやめて10時オープンする店に並び、1番に受け付けてしてもらう」ことにした。その結果「40分かかってやっとのことで、iPhone 4Sをゲット」する。

 空野氏がそこで見たのは、「この40分の間に、平日にもかかわらず15人以上は待ち」の状態ができていたこと。「おそらく15人目の人は2時間以上、もしかしたら3時間は待つのではないか」と推測する。「休日ではもっと酷くなる」だろう。

 そして、その間ただ漠然と客を待たせている販売店に対し、空野氏は憤慨したのだ。そして「その待ち時間に次の商品の広告をするとか、別の製品を見せるとか、仮に2000円払ったと考えて、お店が何か意味がある待たせ方をしてもいいのではない」かと提言する。

 予約した商品が届いたのを受け取るだけでこれだけ待たされるというのは、どういうことなのだろうか。コメントでは「逆にこれはビジネスチャンスでもあるかも?」という提案もあり、空野氏は「待っている時間を効率よくするための面白い方法。(中略)アンケートをとる、新しい商材の広告ビデオ、待ち人専用の面白い広報動画などでしょうか」とアイデアを出している。どうしても顧客を待たせてしまう場合には、それなりの仕掛けなり、対策をしておく必要があるのではないだろうか。

 各店舗の努力になるのか、キャリアの対応になるのか。それとも「待ち時間ビジネス」を展開する新業種が誕生するのだろうか。

パケット代金の根拠は?

 「パケット代が2千万円いってます」とか「パケ代6000万行ったで」なんて書き込みを見かけて驚くばかりですけど、一番理解できないのはこれが定額適用されると4980円になってしまうってこと

 auのパケ代400万請求は結局4980円の定額適用で一件落着:平凡でもフルーツでもなく、、、


 iPhone 4Sを入手したら、必然的に利用料がかかる。しかも従来のフィーチャーフォンとは比較にならないくらいパケット通信料は増えるはずだ。このパケット代を含んだ請求で起きていた大変なことを紹介したのが、佐々木康彦氏「平凡でもフルーツでもなく、、、」のauのパケ代400万請求は結局4980円の定額適用で一件落着である。

 「auのiphone利用請求が400万近くになって大変なことになってるみたい」という話題があったが、結局「377万円のパケット通信料はISフラットが適用されて定額の4980円に、そして今来ている請求は差し止め」という形で決着したようだ。

 しかし佐々木氏は、この「定額適用されると4980円になってしまう」ことに合点がいかない。「発端となる高額な金額の根拠がどの程度なのか素人には不思議」だという。「仕事で出す見積もりだって、値段を下げる場合にはやはりそこの根拠がちゃんとしていないと会社として信用されない場合もある」と指摘する。

 スマートフォンの普及などでデータ通信量が拡大傾向にある中、佐々木氏は「定額契約を見直す方向に傾いているという話もあったりしますが、支払いトラブルが激増するような事だとキャリア側としても困るでしょうし、この辺は今後どう変化していくのだろう」と疑問を呈している。

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