SNSの利用ルールがある企業は17%、若手社員の6割がルールに賛成

レジェンダ・コーポレーションは、入社1、2年目の社会人を対象にFacebookの活用状況などを聞いた調査の結果を発表した。

» 2011年11月24日 13時40分 公開
[ITmedia]

 レジェンダ・コーポレーションは11月24日、入社1、2年目の社会人(以下、若手社員)を対象にしたソーシャルメディアの意識/実態調査の結果を発表した。Facebook活用している割合は28.6%で、うち38.7%は勤務先名を公開していることが分かった。

 それによると、所属する会社にSNSの利用ルール規定が「ある」と答えた若手社員は17.0%だった。会社による利用ルール規定の賛否は、63.6%が「賛成」「どちらかと言えば賛成」と回答。ルール規定がある会社の若手社員では91.0%に上る。一方、「反対」「どちらかと言えば反対」の割合は、ルール規定がある会社の若手社員では9.0%だったが、ルール規定がない会社の若手社員では42.0%だった。

 賛成理由としては、「発言によってはコンプライアンス違反や職務規定違反に問われることがあるため」「どこまでの情報ならば発信してよいのかの基準がほしい」、反対理由としては「個人的な利用なら発言の自由は保障されるべき」「自身を監視されているようで嫌だ」といった意見が挙げられたという。

 調査は10月21〜30日にインターネットでアンケートを行い、588人から回答を得た。

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