ウイングアーク、ダッシュボート製品にモバイル対応版を追加

専用アプリにより、直観的な操作やオフラインでの利用が可能となっている。

» 2011年11月30日 11時05分 公開
[ITmedia]

 ウイングアーク テクノロジーズは11月30日、ダッシュボード製品のモバイル対応版となる「MotionBord +Mobile」の提供を開始した。iOS(4.3以降)およびAndroid OS(2.3以降)、Windows 7 SlatePCで利用できる。

 MotionBordは、同社のデータウェアハウス製品「Dr.Sum EA」や他社のデータベース製品のデータから分析した経営や事業に関する情報を表示するダッシュボード製品。「Double In-Memory OLAP(W-IMO)」という描画の描画機能を搭載し、グラフィカルレポートなどを短時間で表示できるという。

 MotionBord +Mobileではモバイル端末ごとに専用アプリが用意され、画面の高速表示や拡大・縮小といった操作が直観的にできるようになっている。通常時は通信回線を介してサーバと連携しながら動作するが、クライアントキャッシュ機能を備えていることで、一時的に通信がオフラインになっても端末上で操作を継続できるようにした。キャッシュデータは暗号化され、自動的に一定期間がすぎたデータを消去したり、ログオフしたりもできる。

MotionBord +Mobileでの表示イメージ

 価格(税別)は、25ユーザー版が600万円から、50ユーザー版が900万円から、100ユーザー版が1200万円から。ユーザー数無制限の場合は1CPU当たり1500万円からとなる。

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