EMC、OLTP環境に対応した統合ストレージ製品を発表

フラッシュドライブのみで構成されたストレージ製品「EMC VNX5500-F」をEMCジャパンが発表した。

» 2011年12月20日 16時25分 公開
[ITmedia]

 EMCジャパンは12月20日、フラッシュドライブだけで構成された統合ストレージ製品「EMC VNX5500-F」を発表した。既存製品と比べてパフォーマンスが大幅に向上した。

 新製品は、OLTP(On-Line Transaction Processing)環境の要件である99.999%の可用性と性能要件を満たせるように設計。例えば、Oracle DatabaseのOLTP環境において、フラッシュドライブを含まないハードディスクのみで構成された「VNX」と比較して、パフォーマンスは10倍向上し、トランザクション処理にかかるコストを80%削減した。

 そのほか、ローカルおよびリモートでのデータ保護やアプリケーション保護、セキュリティ、コンプライアンス機能に加えて、高密度ドライブシャーシ(4Uあたり60ドライブ)も提供する。ドライブシャーシには、フラッシュ、SAS、ニアラインSASドライブが搭載可能で、3テラバイトのニアラインSASドライブと組み合わせると、フロアタイル当たり1.6ペタバイトの情報を保存できるという。

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