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» 2012年01月07日 12時00分 UPDATE

オルタナブログ通信:ハッピー言葉で「幸せ度」をアップしよう (2/3)

[森川拓男,ITmedia]

ツイート分析から分かる「幸せ度」

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 「ことだま」の力をわりと信じる私は、ひごろなるべくハッピーな言葉を使いたいと思ってます。

 ツイート分析の結果、世界がちょっとずつ不幸になってることに:海外速報部ログ


 佐藤由紀子氏「海外速報部ログ」のツイート分析の結果、世界がちょっとずつ不幸になってることにによると、Twitterのリアルタイムデータを使った研究が各所で行われているという。

 昨年9月には「コーネル大学が『世界全体の気分』を分析した結果を発表」し、バーモント大学も12月16日に「世界全体の『幸せ度』をツイートで測る」研究の結果を発表した。しかし「この結果がちょっと悲しいもの」になった――「3年分の分析結果なんですが、右肩下がりなんです。アンハッピーなキーワードを含むツイートがだんだん増えている」いうのだ。

 グラフ化することにより、「全体の流れだけでなく、突出した『とっても幸せな日』やその逆も分かるのが面白い」。例えば東日本大震災が起こった3月11日は、「(いつもはハッピーな曜日の)金曜日なのにすごく悲しいツイートが多かった」り、「クリスマスやバレンタインデーは毎年ぴょこん」と上に飛び出たりする。

 この「幸せ度」チェックは、単に見て楽しむものではないという。「研究チームのピーター・ドッズさん、この『幸せセンサー』は将来的にはいろんな使い方ができる」として、「引っ越し先を探すとき、候補地域の『幸せ度』チェックに使うという平和利用」を挙げているとか。位置情報付きツイートが増えれば、参考にできる日が来るかもしれない。

 筆者が共感したのは「なるべくハッピーな言葉を使いたい」という佐藤氏のキモチだ。「たくさんの人がなんとなーく幸せっぽいツイートをしていると、幸せ度もほんとに上がったりするんじゃないかな」というのは、決して甘いことじゃないと思う。

 永井孝尚氏「永井孝尚のMM21」の「幸せな人は9.4年長生きする」。日々の感謝がすべてを癒す、という米国の研究結果でも、「幸福研究の第一人者で『幸せ博士』との異名をとるイリノイ大学のエド・ディーナー博士は、人間と動物を対象に160本以上の調査研究の分析」の結果、「『幸せである』と感じることが、平均9.4年の長生きにつながる、という調査結果を導き出した」ことを紹介している。

 「今が幸福かどうかにかかわらず、『まず幸福と思うこと』が大切」なのだ。筆者は悲観的に考えてネガティブツイートしてしまうことがあったが、これからはなるべくハッピーな言葉をつぶやこうという気持ちになった。佐藤氏が言うように「言霊」はあるからだ。

 片岡麻実氏「片岡麻実の人生サバイバル」はTwitterだけではなくウェブに書き込んだものすべてがバカ発見器なのかもしれないで、「Webに投稿した内容はたいてい丸見え」なので、「私は『Twitterはオープンな場であり、ツイートしたことは本人が見ることを前提に書こう』と考えています。相手に否定的なことを感じ、どうしてもそのことを伝えたい場合は本人に直接、お伝えする」ようにしているという。「リアルな世界でもそうですが第三者がいる前で相手を否定することはできる限り言わないようにしています。(中略)大抵の場合は第三者の前でいう必要がないから」だという。当たり前だが、改めて考えさせられる話だ。

 関連したものとして紹介したいのが、吉川日出行氏「ナレッジ!?情報共有・・・永遠の課題への挑戦」のえぇ!?「お店に〇〇さんが来た」と呟いちゃう予備軍って5人に1人もいるって本当?だ。ある調査で、「『社会のルールに背く自分の行為』と『法律を破る自分の行為』を実名でも投稿できると回答した人が5%程度いた」というのにも驚きだが、「匿名なら書けるけど実名だと書けないと回答した人は30代に多く、20代は逆に実名なら書けると回答した」という。「20代の場合、反社会的・犯罪行為といってもわりと軽い内容をイメージしてさらにアクセスできる人を制限したクローズなコミュニティを想定して回答している」ようだ。

 しかし、クローズドな場で書かれた内容も流出する可能性が高いということを忘れてはならない。最近は「匿名メディアでのアカウントをFacebookなどの他のメディアから検索して実名を割り出されるケース」も出ており、「ちょっとマズイのは、『職場の機密情報』も匿名ならばSNSに投稿できるとした人4.4%、『職場への有名人の来訪』になると匿名だと23.4%という結果」だろう。ソーシャルメディアリテラシーというよりも、人としての教育をしなければならないような気がしてしまう。

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