LinkedInもそもそもは自分を表現する場であるけれど、一般的に理解されているSNSの世界とは違う立ち位置
吉川日出行氏のカテゴリー特化SNSふたたびによると、「Facebookの快進撃でSNSブームが再燃して(中略)カテゴリー特化SNSもまた盛況になっている」という。特化型といえばビジネス特化型として取り上げらることが多かったLinkedInが有名だが、これは「そもそもSNSではない」という意見がある。
岩永慎一氏「THE SHOW MUST GO ON」はLinkedInは自分を表現する場ではあるけれどSNSじゃないという理解で、LinkedInは「一般的に理解されているSNSの世界とは違う立ち位置」だと定義するし、加藤恭子氏「きょこ コーリング」はリンクトインは巨大なデータベースだったで、「リンクトインはソーシャルメディアというよりも、ユーザーが作り上げる、巨大なビジネスデータベースだった」と結論付けている。
分かりやすくいえば、「日本だとアットコスメとかに近い」かもしれないというところか。「人の仕事経験やスキルのデータベース」であるLinkedInは、自らが登録し、他者とのつながりで補強されていく、人材銀行みたいなものだろうか。FacebookなどのSNSとLinkedInが似て非なるものというのは、その点にありそうだ。そう考えると、腑に落ちる。
以上、12月15〜28日にかけてオルタナティブ・ブログへ投稿されたエントリーの中から、筆者が気になったものをいくつか選んで紹介させていただいた。本稿からオルタナティブ・ブログに興味を持たれたならば、ぜひほかのエントリーにも目を通していただきたい。どこから読めばいいか分からないという読者は、オルタナティブ・ブログの歩き方というナビゲーションページも、活用していただきたい。
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