グレープシティ、帳票開発ツールの最新版を発表 Googleスプレッドシートに対応

グレープシティは、Javaシステム向けの帳票開発ツール「Elixir Report 8.4J」を発表。Googleスプレッドシートのデータからの帳票生成に対応したほか、データの書き出しにも対応した。

» 2012年01月12日 08時00分 公開
[本宮学,ITmedia]
photo GUIデザイナ

 グレープシティは1月12日、Javaシステム向け帳票開発ツールの最新版「Elixir Report 8.4J」を2月24日に発売すると発表した。利用できるデータソースの種類を増やし、従来のJDBC、テキスト、Excel、XML、Javaオブジェクトに加え、新たにGoogleスプレッドシートに対応した。

 Elixir Reportは、帳票システムの開発、管理、運用を行えるJava EE(Enterprise Edition)向け帳票ソリューション。ユーザーは多様な形式のデータソースから業務用途に適した帳票を専用のGUIデザイナで生成し、プリンタ出力やPDF、HTML、Excel、SVG、XML、画像などさまざまな形式で出力できる。

photo Googleスプレッドシートに対応

 新バージョンはデータ加工ツールの機能を強化し、データの書き出しにも対応した。ユーザーは加工したデータソースをCSVやExcel、JDBC、Google スプレッドシートなどの形式で保存できる。また、外字として作成した文字をPDFに埋め込んで出力できる機能も搭載した。

 Java 7をサポートしたほか、各ベンダーのアプリケーションサーバの最新環境もサポートした。価格はデザイナライセンスが1コンピュータ当たり21万円、運用サーバライセンスが2コアの最小構成で84万円から(いずれも税込み)。

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