シャープ、“経営コックピット”にSAP HANAを導入

シャープは経営情報のリアルタイム把握に向けて、経営管理システムを強化した。

» 2012年01月25日 14時50分 公開
[ITmedia]

 シャープは、経営情報をリアルタイムに把握するための新システムを導入した。システムを提供したSAPジャパンが1月25日に発表した。

 シャープが採用したのは、SAPのインメモリソフトウェア「SAP HANA」。全世界60拠点以上の売り上げや経営情報を日次で管理するシャープの経営管理システム「経営コックピット」に実装することで、多拠点の経営情報をリアルタイムで把握できるようになるほか、タブレットPCやスマートフォンといったモバイル端末からもアクセス可能となる。

 シャープでITシステム推進センター所長を務める端坊辰彦氏は、「従来型データベースでは、全世界の管理情報を収集するのに2日間必要だったが、HANAの導入によって時差に関係なくグローバルで、リアルタイムでの大量データ検索などができるようになった」とコメントしている。

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