ECサイトユーザーの購買履歴やアクセスログの解析に基づき、嗜好に合った商品を自動で推薦するというサービスをKCCSが開始。
京セラコミュニケーションシステム(KCCS)は1月25日、サイジニアのECサイト事業者向けリコメンデーションサービス「デクワス」をSaaS型で提供開始した。
デクワスは、ECサイトユーザーの購買履歴やアクセスログなどを解析し、嗜好に合う商品を推薦するというサービス。サイジニアが開発した独自の解析アルゴリズムによって、ユーザーの細かい嗜好に合わせた幅広い商品をリコメンドできるという。これにより「ECサイトにおけるユーザーの回遊率、PV数を向上させ、商品購入機会の増加に貢献する」(KCCS)としている。
サイジニアは同サービスを2007年から提供している。KCCSとサイジニアは2011年9月、ネット広告配信関連事業および行動ターゲティング応用サービス事業の強化を目指して業務提携。KCCSによるデクワスの提供は、提携に基づくサービスの第1弾になるという。
利用料金は月額15万7500円(税込)から。初期費用が別途発生する。KCCSはデクワスの提供で、年間2億円の売り上げを見込む。
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