神戸製鋼、約100台のAPからなる大規模無線LANを構築導入事例

802.11nによる無線ネットワークを高砂機械センターに構築した。

» 2012年01月30日 16時28分 公開
[ITmedia]

 伊藤忠テクノソリューションズは1月30日、神戸製鋼所の高砂製作所 機械事業部門 高砂機械センター(兵庫県高砂市)に無線LANシステムを構築したと発表した。802.11nに対応し、約100台のアクセスポイントからなる大規模ネットワークとなっている。

 神戸製鋼所の機械事業部門では2009年に、工場内でのセキュリティ向上とフリーアクセス環境による業務効率化などを目的に、事務所内のレイアウトや工場内の機器配置を柔軟に変更できる情報システムの実行計画を策定。今回構築した無線LAN環境はこの一環で、高砂機械センターの全棟で無線LAN端末を使用できるようにした。

 特に、工場棟では機器配置や作業員配置の変更、また、産業機械の製造工程でも無線タグやPDAを活用した“ものづくり”を実現した。ネットワークの本格稼働は2011年7月で、今後は他拠点のネットワーク無線化を推進するとしている。

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