オラクルのインメモリデータグリッド製品「Oracle Coherence」を活用したFX取引システムをエース交易が導入した。
商品先物取引などのビジネスを手掛けるエース交易は、外国為替証拠金(FX:Foreign Exchange)取引顧客の取引頻度増加などへ対応するため、FX取引システムを全面刷新した。システムを提供した日本オラクルが2月6日に発表した。
エース交易が新たに導入したのは、オラクルのインメモリデータグリッド製品「Oracle Coherence」を活用したフラクタルシステムズのFX取引企業向けシステム「U-Forex1」を基盤とするもの。これによって、FX取引における顧客口座数の増加やスマートフォン利用による取引頻度増加への対応、サービスの高速化などが可能となった。
同システムは、データベース製品「Oracle Database」、アプリケーションサーバ「Oracle WebLogic Server」、Java仮想マシン「Oracle JRockit」、データベース・クラスタリング技術「Oracle Real Application Clusters」も活用されている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.