NECがPC節電サービスを自社導入、CO2を年間365トン削減へ導入事例

オフィスのPCの消費電力削減を支援する「エネパルPC」を、約2万4000台の自社PCに適用した。

» 2012年02月07日 15時39分 公開
[ITmedia]

 NECは、同社が提供するPCの消費電力削減を支援する「エネパルPC」サービスを社内の約2万4000台のPCに適用したと発表した。消費電力を平均20%削減し、二酸化炭素の排出を年間365トン(杉の木で約2万6000本相当)削減できる見込みだという。

 エネパルPCは、PCの部品の使用率やマウスなどの入力状況、ユーザーの使用パターンなどをデータベース化して将来予測を行い、ユーザーに応じた節電設定を自動的に行う。部門などの単位で二酸化炭素などの削減目標を設定することで、月次や年次に応じた進ちょく確認ができる。

利用イメージ(出典:NEC)

 NECでは2010年6月からまず府中事業場でエネパルPCの自社導入を進め、システム監視用やコールセンター用など同サービスの導入が業務上困難なPCを除く、デスクトップPCへの導入を完了した。

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