iPhoneやiPadでオフラインでも文書閲覧ができるシステム、日立ソリューションズが発売

文書管理システム「ラビニティ One」の最新版ではiPhoneやiPadのアプリケーションからオフライン環境でも文書を参照できるようにした。

» 2012年02月08日 13時56分 公開
[ITmedia]

 日立ソリューションズは2月8日、文書管理システム「ラビニティ One」の最新版を9日から販売すると発表した。iPhoneやiPadでオフライン環境でも安全に文書を閲覧できる機能を新たに提供する。

 「ラビニティ One」は、これまでセキュリティの必要性から文書管理サーバと接続している時にだけ文書を参照することができた。最新版は、オンライン時に文書管理サーバから事前に必要な文書をiPhone、iPadのアプリケーションにダウンロードしておくことで、オフラインでも文章を参照できる「ラビニティ One iPad連携オプション」を搭載。

 iPhoneやiPadの専用アプリケーション以外のアプリケーションでは文書を開けないようにし、ダウンロード後のPDF参照抑止機能によって該当するPDFデータを不正にダウンロードし、参照しようとしても文書の内容を非表示にして参照できなくするようにした。

 これにより、病院などの通信禁止エリアが広い場所や地下の工事現場など通信が難しい場所でも、業務文書や図面などを使用でき、業務効率の改善などが期待できるという。

 製品の参考価格は、ラビニティ Oneが157万5000円から、ラビニティ One iPad 連携オプションが15万7500円、iPhoneやiPadの専用アプリケーションは無料。3月16日から順次出荷する。

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