世界初のデジタルカメラを開発したKodakが、同事業から撤退する。同社は先月、破産法の適用を申請している。
米Eastman Kodakは2月9日(現地時間)、デジタルカメラ、ポケットビデオカメラ、デジタルフォトフレームの製造部門を段階的に廃止すると発表した。同社は1月、米連邦破産法11条(チャプターイレブン)の適用を申請した。
部門廃止は2012年上期中に完了の見込み。これらの事業については、ブランドライセンスプログラムを拡大するとしている。現像サービスは継続し、今後は収益率の高いデジタルプリント事業に資本を集中するという。
1880年創業の同社は、1975年に世界で初めてデジタルカメラを開発した。
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