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» 2012年03月01日 15時17分 UPDATE

AWS、オートスケール機能を備えた「Amazon DynamoDB」を東京から提供

Amazon Web Servicesは、分散データベースの管理や拡張を自動化したNoSQLデータベースサービス「Amazon DynamoDB」を東京のデータセンター群でも提供していく。

[本宮学,ITmedia]

 米Amazon.com傘下のAmazon Web Services(AWS)は3月1日、クラウド型のNoSQLデータベース(DB)サービス「Amazon DynamoDB」の提供を東京リージョン(東京を拠点とするアジア太平洋地域)で始めた。分散DBの管理や拡張を自動化する機能を備えており、ユーザーはハードウェアの調達や設定、構成、複製、ソフトウェアのパッチ処理などを行うことなく従量料金で利用できる。

 ユーザーはAWSの設定画面でDynamoDBを選択すれば、数クリック操作で利用を始められる。データはSSDに保存され、AWS東京リージョン内の複数のデータセンターにも自動で複製される。これにより、高可用性とデータの堅牢性を実現するという。

 また、スループットを自由に変更できるのも特徴。ユーザーは設定画面上でスループット容量を指定すれば、ダウンタイム無しで即時にパフォーマンスを変更できる。リソースの使用状況や処理性能の状況は、設定画面上で確認できる。

 大規模データ分散処理サービス「Amazon Elastic MapReduce」(Amazon EMR)と連携する機能も搭載した。これにより、ユーザーはDynamoDBに格納したデータセットの解析にAmazon EMRを利用したり、結果をAmazon S3上に保存したりできる。

 DynamoDBの利用価格は、保存したデータの容量と選択したスループットの2つで算出される。データ保存容量に応じた料金は、1Gバイト当たり1.2ドル/月。スループットに応じた料金は、50読み込みスループット当たり0.012ドル/時、10書き込みスループット当たり0.012ドル/時。例えば、10書き込みスループット/秒と100読み込みスループット/秒を選択し、1キロバイトのデータを合計10Gバイト保存している場合の月額コストは約38ドルとなる。

 このほか、保存容量100Mバイトまで、5書き込みスループット/秒、10読み込みスループット/秒までの無料使用枠も用意した。

 同サービスは今年1月に米国でリリースされたもので、東京リージョンでの提供は米国東海岸リージョンに続いて2番目となる。アマゾン データ サービス ジャパンの玉川憲 技術統括部長/エバンジェリストは「日本のマーケットはとても大きく、DBに対する要望が高かった」と説明し、日本市場での利用拡大に向けて意欲を示した。

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