格安航空のPeach Aviation、クラウド型の会計システムを導入

昨年2月に設立されたLCC航空会社のPeach Aviationは、会計システム基盤にクラウド型ERP「NetSuite Release J」を採用した。

» 2012年03月02日 13時05分 公開
[ITmedia]

 LCC(ローコストキャリア)航空会社のPeach Aviationが会計システム基盤にクラウド型ERP「NetSuite Release J」を採用した。ネットスイートが3月2日に発表した。既に2011年11月から本格稼働している。

 NetSuite Release Jは、日本の会計基準、規制、税制に準拠するようローカライズされたERP製品。Peach Aviationでは、「持たないシステム」をポリシーに、パブリッククラウドやSaaSを活用した会計システムを検討していた。低価格かつ短期間での導入が可能であること、将来的なシステム拡張も容易であること、分析機能や多通貨対応機能を実装することなどが決め手となり、NetSuite Release Jを導入した。2011年8月にシステム構築を開始し、約3カ月でカットオーバーとなった。

 Peach Aviationは関西国際空港を拠点とした日本初の本格的LCC航空会社として2011年2月に設立した。

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