Groupon、“重大な欠陥”のあった直近決算を修正

Grouponが、IPO後に初めて発表した2011年第4四半期の業績に重大な欠陥があったとして修正した。

» 2012年04月02日 14時44分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 米Grouponは3月31日(現地時間)、2月8日に発表した第4四半期(2011年10〜12月)に“重大な欠陥”があったとして、修正を発表した。

 売上高は2月の発表より1430万ドル少ない4億9220万ドルに、純損失は4270万ドル(1株当たり8セント)から6540万ドル(1株当たり損失は12セント)に修正された。営業損益も、1500万ドルの黒字から1500万ドルの赤字に修正された。第1四半期の予測は修正しない(売上高を5億1000万〜5億5000万ドル)。

 修正の主な理由は、高額商品の販売が増えたことに伴い、返金の引当金を増やす必要が生じたことという。同社によると、財務管理上の重大な欠陥が財務表の虚偽の表示につながったという。現在同社はこの欠陥の修正に取り組んでいるとしている。

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