“新しい”鍋のふたオルタナブログ通信(2/3 ページ)

» 2012年04月07日 12時00分 公開
[森川拓男,ITmedia]

ふただけ届いた?

 意外と早くApple社から「出荷のお知らせ」のメールが届きました。しかし、届いたのは……

 鍋のふただけ届いた気分:塞翁が厩火事


 ついに“新しい”iPadが発売された。発売当日の模様は大木豊成氏「走れ!プロジェクトマネージャー!」のiPadはすごいらしい、アップルストア銀座は大興奮!でご覧いただける。また、大木氏はアップルストア銀座に450人で、ソフトバンク銀座に70人の理由は?で、「ソフトバンクで取り扱っているiPadは通信回線があるものがメインなので、個人所有者よりも企業ユーザーの方が」多く、個人ユーザーがアップルストアに並んだのではないかと推測している。

 早速“新しい”iPadを入手したオルタナブロガーも多い。種田元樹氏「mtaneda ブログ」は新iPad購入で、「ケースは買わず、初代用を付けた」という。「厚み、ボタンの位置など変わっていますが、レイアウトは変わっていないのでなんとか使える感じ」だとか。

 栗原進氏「塞翁が厩火事」は鍋のふただけ届いた気分で、予約が出遅れたため「出荷までに2〜3週間待ち」だったが、「意外と早くApple社から『出荷のお知らせ』のメール」が届いたと報告。

 しかし届いたのは「カバーだけ」だった。

 「鍋を買ったけど、ふただけ届いた気分」だという栗原氏、「本体と一緒に届けてくれれば、配達も届くのを家で待つのも1回で済む」のに……。しかし、その後書かれた鍋本体も届きましたによると、無事に“本体”も届いたようだ。「出荷予定日は4月10日だったので、随分長いことカバーとだけ暮らすことになるのかと思っていましたが、3月25日に」届いたというから、「がんばって工場をフル操業した」のかもしれない。

 “鍋のふた”ことiPadカバーは、大木豊成氏のiPadのスマートカバーがカバンの中でズレるのを防止する方法によると、「カバンの中に入れていると、ズレてしまっていることが」あるという。

 このズレ問題、意外なもので防げるそうだ。「スマートカバーを付けたiPadを、カバンの中に入れる際に、クリアファイルに入れてからカバンに入れておくことで、ズレが防止でき」るという。困っている人はぜひ試してほしい。

 “新しい”のを“2”と比較してみたのが、高橋大輔氏「enjoy yourself」のiPad2とiPad3を比べました。だ。エントリー中でiPad3と表記しているのは“新しい”iPadのことである。

 坂本史郎氏「坂本史郎の【朝メール】より」は新型iPadがきた。触った。ううむ。売れるのだろうか。魅力があるのだろうか。孤高の品質改善? Apple大丈夫だろうか。で、「確かにディスプレイはとてもきれい」で、「画面のスムーズさはすばらしく、明らかにAndroidのタブレットたちより気持ちいいです。触っていて気持ちいいです。優雅です。iPadの完成形のような感覚」がするにもかかわらず、「何も新しさを感じ」ないと書いた。

 しかし、続くiPad Retinaディスプレイ専用になった日経新聞アプリにやられそう。。では、「日経新聞 for iPad」を使って、「電子化紙媒体リーダーとして、この新型iPadはとても有効そう」だと書いている。「自分専用のiPadが欲しいと、思わず衝動買いに走りそう」になったというから、その効果のほどが伺えるだろう。

 松井真吾氏「IT向上化計画」はiPadとそのお供たち|ネットワーク管理編で、「新しいiPadと共に持ち歩いている、ネットワーク管理者のネットワーク管理者によるネットワーク管理者のための持ち物」を紹介している。これは参考になる。

 いずれにしても櫻吉清氏「少しでもパラノイアになってみる」がiPad 3rd genを購入してみた〜まとめ&将来の予測で書いたように、「iPadに求める機能」は「メディアビューアーだったり、ゲームだったり、Webブラウザだったり、タッチパネルを使った簡易な入出力装置だったり」人によって違うので、参考になるかは「人それぞれ」だ。

 櫻吉氏自身は「Webを見るのもメディアビューアーも今のところPCの方が便利だと感じている派」だという。「もしiPadがもっと軽ければ電車内で本を読んだりするかも知れませんが、今の重量ではとても」使えないと。「このため、初代のiPadを購入してもほとんど使っていませんし、iPad 3rd genでも同じようになるのではないかと思って」いるそうだ。

 とはいえ「アプリの数も増えていますし、それで不自由を感じないユーザーも多いと思います。入力が多くなければ、iPadにつけられるキーボードや、ソフトウェアキーボードでも十分」かもしれない。

 今後“新しい”iPadがどのように進化していくのか、注目していきたい。

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