NTTデータ、Android向けのGISアプリを発売

施設管理や防災・危機管理などに利用される地理情報システムのデータをAndroid端末上で利用できるようになる。

» 2012年04月16日 17時28分 公開
[ITmedia]

 NTTデータは4月16日、地理情報システム(GIS)プラットフォーム製品の最新版「GEOPLATS Version9.0」およびAndroid端末向けGISアプリケーョン「GEOPLATS Pocket」を発売した。

 最新版ではGoogle Maps API Ver.3への対応や、GISコンテンツのWeb公開用サービス「GEOPLATS iLite」でのGoogle Maps連携を強化。市街地図や地形図、衛星、航空写真、ストリートビューの表示、任意文字列による住所検索、Googleレイヤの表示切り替え、ルート探索などの機能が強化された。

 GEOPLATS Pocketでは背景地図にGoogle Mapsを利用でき、GEOPLATSと連携したデータのインポートやエクスポート、端末からのポイントデータや属性値や写真、メモの登録、一般的な地図機能などを搭載する。

 製品価格はGEOPLATS Pocketが1端末当たり5万円、GEOPLATS iLiteが1サーバ当たり256万7000円、Google Maps接続コンポーネントがiLite1台当たり50万円。主に企業や自治体での施設管理や防災支援、ロケーション管理など業務での利用を見込む。

GEOPLATS Pocketの画面イメージ

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