米クラウドベンダーのCloudera、日本法人を設立

クラウドサービスプロバイダー大手の米Clouderaが日本法人「Cloudera株式会社」を設立した。

» 2012年04月26日 13時55分 公開
[ITmedia]

 米クラウドサービスプロバイダー大手のClouderaは4月26日、日本法人の「Cloudera株式会社」を設立を発表した。ビッグデータ(多種・大量のデータ)処理に関するHadoopなどの技術やサポート、トレーニングサービスを日系企業に提供する。

 同社はクラウドサービスのほか、Hadoopのディストリビューション「Cloudera’s Distribution Including Apache Hadoop」などを提供。日本市場では2010年にNTTデータと提携し、これらの事業を展開してきた。日本法人の設立で事業体制を強化し、パートナーシップや顧客企業の拡大を図る計画。代表取締役には米国ハイテク企業などを経験したジュセッペ小林氏が就任する。

 Clouderaのマイク・オルソンCEOは、「日本法人は当社初の正式な海外事業体で、日本を拠点とするHadoopユーザーに対して、サポート、ソフトウェアおよびサービスの充実を図り、グローバルなHadoopソリューションの展開をさらに加速する」とコメントしている。

 国内パートナーは、新日鉄ソリューションズ、デル、日本ヒューレット・パッカード、NTTデータなどとなっている。

関連キーワード

Cloudera | Apache Hadoop | 日本法人


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ