Gmailの自動翻訳機能がLabsを卒業

Gmailで設定した言語以外で書かれたメールを受信すると、1クリックで設定言語に翻訳できるようになった。

» 2012年05月02日 08時43分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 米Googleは5月1日(現地時間)、Gmailの自動翻訳機能がGmail Labsを卒業し、基本機能になったと発表した。アカウントで設定した表示言語以外のメールを受信すると、そのメールを表示言語に翻訳するメニューが表示される。

 gmail translate 設定言語を日本語にしているアカウントで英語のメールを受信した場合

 上図の「メッセージを翻訳」をクリックすると、(英語の場合)数秒で翻訳が完了する。その言語でのメールを常に自動翻訳させたい場合は、翻訳完了後に表示される「常に翻訳」をクリックする。

 翻訳する必要がない場合は「次の言語で無効にする:英語」などと表示されている部分をクリックすれば、次回から指定した言語のメールを受信しても自動翻訳メニューは表示されなくなる。

 自動翻訳機能とともに、Webブラウザのタイトルバーとタブに未読メール数を表示する「Title Tweaks」と、重要ではないと判断したスレッドを表示させないようにする「ミュート」機能もLabsを卒業した(ミュートについては日本語のヘルプを参照のこと)。

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