日立、購買実績を可視化して分析できるBIツールをSaaS型で提供

企業の購買実績を可視化し、調達部門による多次元データ分析を可能にするという。

» 2012年05月08日 20時40分 公開
[ITmedia]

 日立システムズと日立製作所は5月8日、購買実績の分析およびレポーティング機能によって企業の購買活動を支援する「SaaS型BIサービス/購買実績分析」を6月14日から提供すると発表した。

photo 購買実績分析サービスの画面例

 同サービスは、企業の基幹系業務システムなどに蓄積された購買実績データを可視化し、調達部門のユーザーが多次元データ分析を行えるようにするもの。取引先別や事業所別などの購買実績をレポーティングする機能も備え、製品材料などの調達コストの削減や、調達リスクの低減に役立つとしている。

 サービス提供基盤として、日立クラウドソリューションの企業間業務連携プラットフォーム「TWX-21」のSaaS事業支援サービスを使用する。また、TWX-21上で提供される消耗品・補修部品などの購買代行サービス「MRO集中購買サービス」と連携させれば、集中購買機能や購買データの自動取り込み機能により、一層のコスト削減効果が見込めるという。

 利用価格は1社当たり7万3290円/月から。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ