園芸用ハウス内部をリモート監視――NECとネポンが農業向け新サービス

園芸用ビニールハウスなどの内部状況をPCやスマートフォンで確認できる「農業ICTクラウドサービス」を提供する。

» 2012年05月10日 08時00分 公開
[ITmedia]

 園芸向け資材の販売・保守を手掛けるネポンとNECは5月9日、園芸用ビニールハウスなどの内部状況をPCやスマートフォンで確認できる「農業ICTクラウドサービス」の提供を始めた。

 ハウス内に設置したセンサーで温度や湿度、炭酸ガス量、日射量といったデータを取得し、リアルタイムにクラウドに蓄積する。農業従事者はPCやスマートフォンからデータにアクセスすることで、ハウス内部の状況を遠隔から把握できるほか、作業内容の数値化による生産工程の改善も見込めるとしている。

 このほか、暖房機の異常時などのメール通知サービスや、農産物の市況情報や農薬の散布時期などの情報配信サービスも提供する。

 価格は初期費用が15万8000円から、月額料金が2980円から。

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