富士通、企業向けにもUltrabookを投入

個人向けで世界最薄というUltrabookを発表した富士通は、企業向けPCにもUltrabookを投入する。

» 2012年06月04日 13時19分 公開
[ITmedia]

 富士通は6月4日、企業向けPCの新シリーズを発表した。Ultrabookの「LIFEBOOK U772/E」や手のひら静脈センサをキーボードに内蔵したデスクトップ「ESPRIMO」シリーズなど39機種をラインアップする。

 LIFEBOOK U772/Eは、高速処理用のSSDと最大500GバイトのHDDを搭載しながら、厚さが最も薄い部分で9.0ミリ、最も厚い部分で15.6ミリのサイズを実現。14インチの液晶ディスプレイを採用、天板と底面にマグネシウム合金を使用して、天板全面加圧試験で200kgfをクリアするなど堅牢性も兼ね備えた。

LIFEBOOK U772/E

 休止状態からの約7秒で復帰でき、バッテリのみで最大9時間稼働できる。指紋センサやセキュリティチップ、PC運用管理業務を支援する「インテル vPro テクノロジー」も搭載する。

 ESPRIMOシリーズもインテル vPro テクノロジー対応モデルをラインアップする。また世界で初めて手のひら静脈センサをキーボードに内蔵(オプション)。キーボードに手をかざすだけで、本人認証が行える。待機時の消費電力をゼロにする「メインスイッチ」、ディスプレイの消し忘れを防ぐ「電源連動型サービスコンセント」などの節電機能も搭載する。

ESPRIMOシリーズで採用する手のひら静脈センサー内蔵キーボード

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