科学技術政策研究所、シマンテック製品でセキュリティ対策を構築

文科省の国立研究機関が、エンドポイントセキュリティ製品とクラウドサービスを組み合わせたセキュリティ対策を導入した。

» 2012年06月19日 13時15分 公開
[ITmedia]

 シマンテックは6月19日、文部科学省の科学技術政策研究所に同社のセキュリティ製品が採用されたと発表した。採用されたのは、法人向けエンドポイントセキュリティ製品の「Symantec Endpoint Protection」、メールセキュリティアプライアンスの「Symantec Messaging Gateway」、クラウド型Webセキュリティサービス「Symantec MessageLabs Web Security.cloud」となる。

 科学技術政策研究所は、最先端の研究動向を調査・分析し、行政に効果的な科学技術政策を立案・推進するシンクタンク。調査目的でさまざまなWebサイトにアクセスする機会があり、その再にマルウェアに感染するリスクがあるという。以前に導入していたウイルス対策ソフトとゲートウェイセキュリティ製品ではウイルスの検知漏れが複数発生したことがあり、別製品への切り替えを検討。その結果、同社製品を採用することになった。

 科学技術政策研究所の上席研究官兼総務課情報係長の加藤浩樹氏は、リリースの中で「100%安全なウイルス対策ソフトはないという前提で製品を選定したが、製品精度に対する期待感やサポート体制が採用を決める大きな要因になった」とコメントしている。

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