オフィス機器の省エネサービスを強化 NEC

NECおよびNECフィールディングは、オフィスの省エネサービス「エネパルOffice」および「エネパルPCパック」を強化した。

» 2012年06月22日 14時02分 公開
[ITmedia]

 NECおよびNECフィールディングは6月22日、オフィスの省エネサービス「エネパルOffice」および「エネパルPCパック」を製品強化し、同日から販売開始した。

消費電力を可視化する画面イメージ 消費電力を可視化する画面イメージ

 エネパルOfficeは、オフィスや店舗の分電盤に電力センサーを設置して空調機器、照明機器、コンセントに接続した機器の消費電力量を見える化し、省エネに向けた約600種類のアドバイスを管理者のパソコン画面に表示するもの。最新版では、30分〜45分後の消費電力を予測し、設定したしきい値を超える前に照明機器などの自動ON・OFF制御が可能になったほか、空調機器の自動温度制御ができるようになった。

 エネパルPCパックは、オフィスにあるPCの消費電力量を見える化するとともに、ユーザーの行動パターンを学習してPCの消費電力を自律的に制御するもの。従来のクラウドサービスに加えて、企業のイントラネット環境で利用できる「エネパルPCイントラパック」を新たに提供する。これにより、自社内のサーバに構築することで顧客のセキュリティポリシーに合わせたシステム提供が可能になるとしている。

 価格は、エネパルOfficeの機器費用が65万3340円(税別)、年間運用費が52万3200円。エネパルPCイントラパックのサーバソフト費が160万円から。SI構築サービス費やソフト保守費は別途必要。

 同社は今後3年間で、エネパルOfficeを500システム、エネパルPCパックおよびエネパルPCイントラパックのPC30万台への導入を目指す。

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