多治見市とFJMエージェント、中国富裕層向けサービスで提携

岐阜県多治見市は、名産品の美濃焼などを中国のオンラインモールに出品する。

» 2012年07月09日 11時43分 公開
[ITmedia]

 岐阜県多治見市は、名産品である美濃焼などを中国のオンラインモール「銀聯在線商城日本館」(以下、日本館)に出品して中国富裕層にアピールする。出品をサポートした富士通マーケティングが7月9日に発表した。

 多治見市と富士通マーケティングのグループ会社である富士通マーケティング・エージェント(FJMエージェント)は、中国富裕層向けサービス分野で提携。日本館の中に新サイト「工芸館・匠」を開設し、美濃焼の窯元が焼き物などを出品するとともに、JTBグループが中国人富裕層へのオリジナルツアーを企画、窯元で陶芸を直接体験するプランや多治見市周辺地域の観光地を巡る商品を出店する。

 FJMエージェントでは、ファッションや生活用品など、日本館への出店企業を拡大し、取り扱い商品とサービスラインナップを拡充するとともに、観光分野においても2011年12月からJTBグループと連携している。また、地方金融機関と連携した日本各地の中堅・中小企業の中国市場進出支援などを強化している。

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