タブレット端末やスマートフォンでPOSシステムが利用できるサービスをNECが発表した。
NECは7月10日、タブレット端末やスマートフォンを活用したクラウド型POSサービスを発表した。今年9月から提供開始する。価格は初期費用が9800円、月額が2980円から。
新サービスは、スマートデバイスに、店舗管理(精算・売上管理・分析)、決済(電子マネーなど)、CRM(会員管理、ポイント、クーポン)といったアプリケーションをダウンロードして利用する。これまで小規模店舗においては、費用、導入期間、追加機能のカスタマイズなどが専用POSシステムを導入する際の課題になっていた。NECのPOSシステムのノウハウや電子マネー決済技術をスマートデバイス向けのアプリケーションに移植することで、低価格で容易に利用することが可能となった。
外食業やサービス業などを中心に、2014年度末までに国内外で計10万店舗へのサービス提供を目指す。
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