Amazon Web Servicesが高速なI/Oを求める顧客に向けて、2TバイトのSSDを備えるインスタンスの提供を開始した。
米Amazon.com子会社のAmazon Web Services(AWS)は7月19日(現地時間)、EC2に通信時間の遅延(レイテンシ)が少ないSSDのインスタンス「High I/O Quadruple Extra Large」を追加したと発表した。CassandraやMongoDBなどのNoSQLデータベースを利用し、高速なI/Oを必要とする顧客に推奨している。
新インスタンスは、同日から米国東部(バージニア北部)とEU(アイルランド)のリージョンで提供を開始する。価格は米国では3ドル10セント(オンデマンドインスタンス)。インスタンスの概要は以下の通りだ。
AWSの顧客である米動画配信サービスNetflixは、新インスタンスでCassandraを稼働させたベンチマーク結果を公開した。同社によると、新インスタンスはコストが従来の半額になり、レイテンシは10msから2.2msに下がったという。
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