Twitter、アクセス障害の原因はデータセンターのシステムの問題

Twitterが数時間にわたってダウンしたのは、オリンピックのせいではなく、データセンターのシステムの問題だった。

» 2012年07月27日 08時21分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 米Twitterは7月26日(現地時間)、同日午前中に発生したアクセス障害について謝罪し、原因を説明した。

 同社によると、障害は米太平洋時間の午前8時20分〜9時まで続き、完全に復旧したのは午前10時25分だったという。日本では、障害発生から約3時間は完全には利用できなかった。

 このアクセス障害の原因は、データセンターのシステムの問題だった。サービス提供に当たっては、2つのシステムを並行して稼働させており、いずれかに問題があった場合はもう一方がリカバーするようになっているが、今回は2つのシステムでほぼ同時に問題が発生したという。

 Twitterは、「この障害がオリンピックや“カスケードバグ”のせいだったと説明できればよかったのだが」とし、今後同じような問題を起こさないよう検証していると説明した。

 Twitterは6月にも約3時間にわたるアクセス障害を起こした。この時はカスケードバグが原因だったと説明した。

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