Microsoftが「Windows Phone 8」リリースに先立ち、モバイル開発者向けポータルサイトを従来の「App Hub」から新生「Windows Phone Dev Center」に移行した。
米Microsoftは8月7日(現地時間)、今秋予定の次期モバイルOS「Windows Phone 8」リリースに向けて、開発者向けポータルサイト「Windows Phone Dev Center」を開設したと発表した。
従来の「App Hub」の代替になる新サイトは、ユーザーインタフェースも刷新されており、SDKのダウンロード、サンプルアプリの参照、アプリストアへのアプリ登録、コミュニティーでの情報交換などのポータルになっている。
特に発表はされていないが、このトップページから、Windows Phoneのアプリストアの名称が従来の「Web Marketplace」から「Windows Phone Store」に改称されることが分かる。
Microsoftのモバイルアプリストアは、2009年3月に「Windows Mobile 6.5」向けにスタートし、この時の名称は「Windows Marketplace for Mobile」だった。これとは別に、2010年3月、「Windows Phone 7」向けのアプリストア「Windows Phone Marketplace」を発表。2011年9月に「Web Marketplace」に改称した。
同社は次期OS「Windows 8」のリリースに先立ち、Metroスタイルアプリのアプリストア「Windows Store」と、「Office 2013」向けアプリストア「Office Store」を立ち上げている。モバイルアプリストアの改称は、これらのアプリストアとの統一のためのようだ。
同社の「Xbox Live」のゲームアプリストアの名称は現在「Games Marketplace」だが、これも「Games Store」に改称するかもしれない。
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