北洋銀行、仮想デスクトップを用いた新営業店システムを稼働導入事例

仮想デスクトップ環境によって店舗内の端末台数/種類を集約し、システム運用管理の効率化を狙う。

» 2012年08月09日 16時06分 公開
[ITmedia]

 北洋銀行(本店:札幌市)は、事務作業の正確化やシステム運用管理の効率化を目的に、新たな営業店舗向けシステムを8月13日から順次稼働する。システムを納入した日立製作所が8月9日に発表した。新システムの導入は2014年9月に全店舗で完了する予定。

 同銀行はこれまで、複数のシステムを個別の専用端末で運用していた。新システムは仮想デスクトップ環境を利用し、1台の新端末から各システムにアクセスできる環境を整備。これにより、店舗内の端末台数/種類を集約し、運用管理を効率化するという。

 また新システムは、イメージ処理技術を用いた帳票の自動読み取り機能を搭載。さらに、行員がPC上で取り引きの承認登録を行える「検印ワークフロー機能」も搭載し、事務作業の正確化や処理スピードの向上を図る。

 システム構築には、日立製作所の金融向け統合チャネルソリューション「FREIA21+」を採用した。同製品は営業店の窓口、ATMやネットなどのチャネルを連携し、専用端末で表示できるのが特徴だ。

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