アクロニスの「Acronis vmProtect7」を導入して、バックアップのデータ量を約10分の1に削減した。
宮崎大学が仮想化技術を活用して運用する教育・基幹系システムのバックアップ環境を刷新した。これを支援したアクロニス・ジャパンが8月14日に発表した。
宮崎大学はVMware ESX4.1を使って、15台のブレードサーバ上に約60台の仮想サーバからなる教育・基幹系システムを構築している。従来のバックアップでは製品の標準機能を利用していたが、フルバックアップしかできず、毎回の作業に3テラバイトのディスク容量を使用するなどの膨大なバックアップデータに課題を抱えていたという。
刷新したバックアップ環境には「Acronis vmProtect7」を導入、差分データのバックアップやファイル単位での復元も可能になり、バックアップデータ量を従来の10分の1に削減させたとしている。
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