Facebookの株式公開後初の大規模な持ち株売買解禁で、多数の株式が売りに出され、同社の株価が一時19.69ドルまで下落した。
米Facebookの社員に対する持ち株売買禁止(ロックアップ)期間が終了した8月16日(現地時間)、同社の株価が前日終値より7.1%安の19.69ドルまで下落し、上場以来の安値を更新した。
同社が5月に株式公開した際の公開価格は1株当たり38ドルなので、ほぼ半額になったことになる。公開株式数は4億2123万3615株だったが、このうちの多くがロックアップされていた。
同社が米証券取引委員会(SEC)に提出した文書によると、16日にロックアップ期間が終了したのは2億7100万株。今後2013年5月までに段階的に株式売却が解禁されていく。
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