国連が2008年に「世界人道の日」と定めた8月19日、キャンペーンソング「I WAS HERE」を人気アーティストのビヨンセがYouTubeで公開したことも貢献し、特設ページに11億人以上が“世界のために自分がやること”を投稿した。
国連が「世界人道の日(World Humanitarian Day)」と定めた8月19日、今年のテーマ「I WAS HERE」のソーシャルキャンペーンに寄せられたメッセージが目標の10億件を超えたと発表した。このキャンペーンでは、アーティストのビヨンセが同名の曲を10日に国連本部で歌った動画を18日に公開し、既に23万回以上再生されている。
世界人道の日は、2003年8月19日の国連イラク・バグダッド本部爆破事件にちなんで2008年に定められた。今年のキャンペーンは全世界で10億人がどんな小さなことでもいいから「誰かのために何か役立つことをしよう」というもの。個人が世界にどう貢献するかを100字で宣言する特設ソーシャルページを設けたところ、キャンペーン期間終了の19日午前9時までに11億件以上のメッセージが寄せられた。
ビヨンセはキャンペーン動画で、「8月19日、何か1つ誰かのためになることをしましょう。どんなに小さなことでも構いません。一人ひとりのそんな行動から人道支援は生まれるのです」と呼び掛けた。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.