国連の「世界人道の日」に11億人がメッセージ ビヨンセも貢献

国連が2008年に「世界人道の日」と定めた8月19日、キャンペーンソング「I WAS HERE」を人気アーティストのビヨンセがYouTubeで公開したことも貢献し、特設ページに11億人以上が“世界のために自分がやること”を投稿した。

» 2012年08月20日 10時27分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 国連が「世界人道の日(World Humanitarian Day)」と定めた8月19日、今年のテーマ「I WAS HERE」のソーシャルキャンペーンに寄せられたメッセージが目標の10億件を超えたと発表した。このキャンペーンでは、アーティストのビヨンセが同名の曲を10日に国連本部で歌った動画を18日に公開し、既に23万回以上再生されている。

 世界人道の日は、2003年8月19日の国連イラク・バグダッド本部爆破事件にちなんで2008年に定められた。今年のキャンペーンは全世界で10億人がどんな小さなことでもいいから「誰かのために何か役立つことをしよう」というもの。個人が世界にどう貢献するかを100字で宣言する特設ソーシャルページを設けたところ、キャンペーン期間終了の19日午前9時までに11億件以上のメッセージが寄せられた。

 humanitarian day 世界地図で自分の居場所を“ピン”し、メッセージを記入するようになっている

 ビヨンセはキャンペーン動画で、「8月19日、何か1つ誰かのためになることをしましょう。どんなに小さなことでも構いません。一人ひとりのそんな行動から人道支援は生まれるのです」と呼び掛けた。

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