キヤノンITS、セキュリティソフト「ESET」の法人向け最新版を発表

ブランドを刷新し、新たに「ESET Endpoint Security」「ESET Endpoint アンチウイルス」として発売する。

» 2012年08月23日 10時05分 公開
[ITmedia]

 キヤノンITソリューションズは8月23日、セキュリティソフト「ESET」の法人向け最新版となるウイルス・スパイウェア対策製品「ESET Endpoint アンチウイルス」と、ウイルス・スパイウェア対策に不正侵入対策や迷惑メール対策機能を追加した統合セキュリティ製品「ESET Endpoint Security」を発表した。9月3日に販売を開始する。

 最新版は、クライアントPCに接続するCD/DVDドライブやUSBメモリなどの機器の利用を制御する「デバイスコントロール」機能を搭載。機器の種類やポート、シリアル番号に基づいてきめ細やかな利用ルールを設定したり、操作ログを記録したりできる。ESET Endpoint Securityには有害サイトなどへの接続を制御する「Webコントール」機能も追加した。

 またサーバ用のウイルス対策プログラム「ESET File Security for Microsoft Windows Server」やクライアント管理ツールの最新版「ESET Remote Administrator V5.0」、AppleのOS X Mountain Loin対応のMac用ウイルス対策プログラム「ESET NOD32 アンチウイルス Mac版」を同梱する。Remote Administrator V5.0ではクライアントの状況を管理できるダッシュボート機能や、ネットワークの負荷を軽減するタスクのランダム実行機能などを搭載している。

 ライセンスは企業向け、教育機関向け、官公庁向けの3種類。企業向けで6〜24ライセンス新規購入時における1ライセンス当たりの価格は、ESET Endpoint アンチウイルスが初年度3710円、ESET Endpoint Securityが同5360円。ESET File Security for Microsoft Windows Serverは単体製品でも販売し、新規購入価格は同2万円(いずれも税別)。

 なお、ESET Endpoint SecurityとESET Endpoint アンチウイルスはこれまで「ESET Smart Security」「ESET NOD32 アンチウイルス」の名称で提供してきたが、今回から変更する。

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