Microsoftが、Windows Azureにモバイル対応アプリを実装するためのサービス「Windows Azure Mobile Services」を発表した。Windows 8、iOS、Android、Windows Phone 8をサポートする予定だ。
米Microsoftは8月28日(現地時間)、クラウドサービス構築プラットフォーム「Windows Azure」をWindows 8アプリのバックエンドにできる機能「Windows Azure Mobile Services」を発表した。無料のプレビュー版を開発者向けページで試用できる。
まずはWindows 8アプリをサポートするが、将来的に米AppleのiOS、米GoogleのAndroid、そしてもちろんWindows Phone 8もサポートする。米ZDNetがMicrosoftに確認したところによると、2011年リリースした各OS向け「Windows Azure Toolkit」を統合し、フィードバックを反映させたものという。
Windows Azure Mobile Servicesでは、プッシュ配信サービスやユーザー認証機能を実装するアプリを“数分で”構築できるとしている。
同サービスを試用するには、Windows Azureのアカウントが必要(90日無料のトライアルはこちら)。また、Visual Studio 2012 ExpressとMobile Services Managed SDKのダウンロードも必要だ。同サービスでは10個までのWindows 8アプリを無料で構築できる。
詳しいチュートリアル(英語)も用意されている。
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