Google、地図サービスの航空写真を更新 “斜め45度上空”対応都市も増加

Appleが「フライオーバービュー」機能付き地図サービスを使える新iPhoneを発表する直前、GoogleはGoogle MapsおよびGoogle Earthで斜め45度上空からの鳥かん写真を表示できる都市を増やしたと発表した。

» 2012年09月10日 06時00分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 米Googleは9月7日(現地時間)、Google MapsおよびGoogle Earthの45度の角度から見た鳥かん写真の対応都市を増やし、一部地域の航空写真・衛星写真を高解像度に更新したと発表した。

 Googleは2010年7月から米国内を中心とする一部の都市の鳥かん写真を提供している。今回、鳥かん写真を表示できる都市として、米国オハイオ州シンシナティフランスのボルドーなど30の都市が追加された。Google Mapsで対応地域を開き、航空写真表示の状態で右上の「地図」にカーソルを合わせると表示されるメニューで「45°」を選択すると表示できる。

 maps 1 ボルドー地方の45度写真表示

 航空写真は20の地域で、衛星写真は日本を含む60の地域で、高解像度写真に更新した。

 新たに鳥かん写真に対応した都市、航空/衛星写真を更新した地域のリストは公式ブログにある。

 米Appleが9月12日に発表するとみられる新iPhoneに搭載される次期モバイルOS「iOS 6」には、従来のGoogle MapsではなくApple独自の地図アプリが搭載される。このアプリは、主要都市について空から市街を眺めるように3Dグラフィックスで表示できる「フライオーバービュー」という機能を備える。

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