跡見学園、キャンパスに依存しないBCP基盤を構築導入事例

中学・高校・大学の一貫教育を行う跡見学園が学内システムの継続運用体制を強化した。

» 2012年10月10日 13時28分 公開
[ITmedia]

 NECは10月10日、中学・高校・大学の一貫教育を行う跡見学園(東京都文京区)の事業継続環境を構築して9月から運用を開始したと発表した。

 跡見学園は、埼玉県新座市にある大学のキャンパスで教育研究システムや事務システム、図書システムなど基幹システムを運用していたが、落雷などによる停電時のサービス継続が課題になっていたという。今回のシステムの刷新ではキャンパスに依存することなく、停電や災害などでもサービスや業務が継続できることを目指した。

 新環境では新座キャンパスに36台、文京キャンパスに11台あったサーバをデータセンターに集約、学内ネットワークも帯域を100Mbpsから1Gbpsに拡張した上で冗長化した。また、運用の一部をシステム構築したNECにアウトソーシングすることで職員の負担を軽減させた。

跡見学園の事業継続環境のイメージ

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