キヤノンMJ、1万2000台のUltrabookと5000台のスマホを導入へ導入事例

キヤノンマーケティングジャパンは、ワークスタイル改革を目的にグループ社員へUltrabook PCやスマートフォンを大規模導入する。

» 2012年10月11日 18時33分 公開
[ITmedia]

 キヤノンマーケティングジャパンは10月11日、グループ社員の業務環境の改善を目的にUltrabook PCやスマートフォンを大規模導入すると発表した。導入規模はUltrabook PCが1万2000台、スマートフォンが約5000台となる。

 今回の取り組みは2015年までの5カ年計画にある「グループ経営革新」の1つ。マーケティングと販売力を強化するために、多様なワークスタイル変革を推進する。これまでノートPCや個人用内線電話によるフリーアドレス席の導入、営業サポート用の社内交流サイトの活用などを実施しているが、今回の取り組みではメールを始めとするコミュニケーションシステムの刷新と最新の業務端末の導入を通じて、業務の場所やデバイスの種類に依存しない働き方を促進させる。

 まずUltrabookは、グループ社員を対象に10月から順次導入して、場所の制約にとらわれない業務環境の実現を図る。スマートフォンは営業職の外出先でのビジネスツールとして活用するために年末までに導入する。なお、既にiPhone 4Sを2000台以上導入しての活用も始まっている。

 コミュニケーション環境ではMicrosoftのExchangeやLyncによる統合基盤を構築して。メール、スケジューラ、在席管理などの機能をさまざまなデバイスから利用できるようにする。今後、同社では在宅勤務や事業継続計画への活用、社内ネットワークの無線LAN化なども検討している。

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